2024.07.12

川添ニュース

紙おむつの選び方・使い方研修

株式会社リブドゥコーポレーションより与那嶺先生を講師に招き、紙おむつの正しいあてかたの研修を行いました。
 
研修の様子
患者さんを看護・介護していく上で、排せつに関するケアは大きなウエイトを占めています。患者さんが自立して排せつできるように、また、それを保持できるようにケアしていくのが、排せつケアの基本です。しかし、どうしてもおむつが必要になった時には、患者さんにとっての快適さを第一に考えながら使いたいものです。
そこで、今回の研修では、紙おむつの機能と、もれないおむつのあて方を学びました。快適に紙おむつを使用する鍵は、「立体ギャザー」。病棟ですぐに実践できるよう、実習を通して、一つ一つ丁寧に教えて頂きました。
研修の様子は写真と共にご紹介したいと思います。

 

  • 先ずは、紙パンツの使用方法についての実習です。ウエスト部分を折り返すとスムーズに上がります。
  • 中に使用するパッドは立体ギャザーを立たせ空間を作る事が大事です。
  • 立体ギャザーはパッドの端と端を持って優しく広げると自然に立ちます。
  • 撥水部分とギャザー部分の吸水状況を確認しました。
  • パッドの構造は…?
  • 先ずは普段の紙おむつのあて方を確認。
  • 正しい紙おむつのあて方のポイントを教えて頂きました。
  • 紙おむつのフィット感を確認!
  • 適切に紙おむつをあてると、動きもスムーズで、もれも防ぐことができます。
  • 排せつ介助後の衛生的な二重手袋の外し方も大切です!

今回の研修で紙おむつの構造上の機能を踏まえ、どのようにあてると良いのかを根拠をもって教えて頂きました。おむつの機能を活かすあて方を考え、実践することが、患者さんやスタッフの負担を減らす事にも繋がります。研修で得た知識を病棟内で実践し、患者さんにより快適な入院生活を送って頂けるよう努めてまいります。

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