2024.09.17

糸島ライフ

おてらかふぇ和休(妙休寺)

 
「おてらかふぇ和休」にて副住職様とともに
 

お寺でホッとひと休み。

「妙休寺」は、九州自動車道・前原ICから白糸の滝方面へ車で5分ほど向かったところにある浄土真宗本願寺派のお寺です。400年以上の歴史をもつ古刹でありながら、カフェという現代的なものも営まれています。その名も「おてらかふぇ和休」。

さっそく、スィーツ大好き女子こと私と、ミャンマー人スタッフ3名とで行ってきました♡
その時の様子を写真と共にご紹介します。
 

  • 田中酒造横の参道を抜けると、風情ある佇まいの「妙休寺」があります
  • 注文は写真中央の小窓から。左側がイートインスペース入口になっています。

今回は、二つの夏季限定メニューをいただきました。どちらのスイーツにも、冷たい緑茶がついてくるのがポイント。今のような熱い時期には特に嬉しいですね。

​​​​最初に運ばれてきたのは、センスよく盛り付けられた「ふわかき氷」。イチゴシロップとジャム、そして練乳がたっぷりかかったふわふわの氷。そのてっぺんには生クリームがのっており、その様子は都会のお洒落なカフェを思わせます。シロップや練乳と食べるもよし。生クリームと一緒に食べて、なめらかな味変ぶりを楽しむもよし。ミャンマー人スタッフも、目を輝かせながら完食していました。副住職様は「見よう見まねで盛り付けました」とおっしゃっていましたが、かなりのクオリティです。

続いて登場したのは、「わらび餅アイス」。柔らかなわらび餅に冷たくて甘いバニラアイス、そしてなめらかな餡子と黒蜜。一度口に含めば、これらの味と食感が絶妙なバランスで混じり合い、思わず、飲み込むのがもったいないと感じるくらい美味しかったです。わらび餅にはうるさい私のベスト3に入るふわふわ食感で、絶品でした。

イートインスペースの中央にはお仏壇がありますが、もともとは法事などの際に客間として使用していた部屋だそうです。
お寺独特の和やかな雰囲気もあり、たまたまカフェに来られていた2組のお母さんとも、ご近所さんのように話が弾みました。スタッフの出身国を聞いて、すぐにスマホで調べ、言葉を教え合っている姿や、ミャンマーの文字は「世界で一番美しい文字と言われているんです」と嬉しそうに話すスタッフの姿が微笑ましかったです。葬祭や布教の場であるだけでなく、元来、地域住民が集う場であり、地域文化の拠点としての役割を担っているお寺だからこそ、自然と生まれた交流ではないかと思います。

デザートを堪能した後は、御本堂にもお参りさせていただきました。
日本とミャンマーの仏様の違いを話すスタッフの話に、熱心に耳を傾けてくださる、穏やかで優しいお顔と雰囲気の副住職様が印象的でした。

都会の喧騒を忘れられる閑静なお寺で、心もお腹も満たされ、至福の時を過ごすことができました。
皆さんも、副住職様が美味しいスイーツを提供してくださる、「おてらかふぇ和休」でホッとひと休みされてはいかがでしょうか。(M.M)

※営業日はお寺のインスタグラムにてご確認ください。​​​​​
 https://www.instagram.com/myoukyuji_itoshima?igsh=MW1vZjM2NTZkdWt4NA==
 
  • ふわかき氷:イチゴ味とマンゴー味
  • わらび餅アイス♡
 
  • 御本堂にもお参りさせて頂きました
  • 「花まつり」の時に地域の子どもたちが引きながら歩く、優しい瞳の白象
  • 桜の側に休憩用ベンチもあります
  • 松の側のベンチでもスイーツを楽しむことができます
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