2024.10.29

川添ニュース

誕生会&敬老会(5病棟)

療養病棟で敬老会が開催されました。
今年の敬老者様は8名。うち90歳以上の方が4名。98歳の方が2名いらっしゃいました。

表彰者一人一人に花束を贈る副師長☆
長期的に治療が必要な方が多く、日常生活全般で看護と介護を行っている療養病棟。座位を保つことが困難な方も生活リズムを調え、楽しみを感じていただけるよう、日々の作業療法では無理のない範囲で離床していただき、ロビーで活動を行っています。
活動中は患者さんのそばに寄り添い、積極的に声をかけるスタッフの姿がよく見られ、穏やかで優しい病棟の雰囲気がよく伝わってきます。

今回の誕生会&敬老会のプログラムは、
①開会の言葉
②誕生者様紹介
③敬老者様紹介
④くじ引き大会
⑤お祝いの出し物
⑥閉会の言葉
でした。

副師長による開会の言葉では「皆さん(患者さん)にいつも笑顔をいただいて楽しく過ごしています。」と言うフレーズが印象的に残り、スタッフも患者さんと楽しく働いている事が伝わってきました。

そして、誕生者様、敬老者様のお祝いと続いたあとは、今回の目玉であるくじ引きと出し物☆
ここからは、写真と共に誕生会&敬老会の様子をご紹介したいと思います。


 
  • 今月の誕生者は1名、敬老者様は8名でした。おめでとうございます!
  • 作業療法で作成した作品を紹介。
  • いよいよ、くじ引きの始まりです!
  • 全員にくじを引いてもらいました。
  • 当たり!?
  • 気になる景品は?
  • いよいよ当選者発表です☆
  • 次は…「おはよう。ミャンマー」ダンス♪
  • 笑顔がとても素敵です♪
  • 作業療法士の楽しい話も患者さんの楽しみです。
  • 気になる景品の中身は…ジュース、ヨーグルト、チョコレートでした!
  • 美味しい物を食べている時が一番幸せです♡
  • スタッフによる優しい声掛けを見ているだけで癒されます♡


1つ目の目玉のくじ引きでは、くじが入った袋を患者さんお一人お一人のもとにお持ちし、ご自身で引いてもらいました。くじを選び取るとき、また、くじを開く瞬間はいくつになってもドキドキするもの。会場のあちこちで笑顔や歓声があがっていました。

2つ目の目玉である出し物は、ミャンマー人スタッフによるダンス。夏祭りの際にも披露されましたが、このとき会場への移動が難しく、参加できなかった患者さんにも楽しんでいただきたく、企画しました。
披露されたのは、いまSNSでミャンマーの若い人たちのあいだで流行っている、「おはようミャンマー」というダンスです。夏祭りから日にちが経っていることもあり、動きを合わせるために、何度も二人で練習したそうです。その患者さんに楽しんで欲しいと言う気持ちは、踊りを通して伝わり、感動して落涙される患者さんもいらっしゃいました。異国情緒たっぷりの可愛らしいダンスはとても好評でした。

患者さんの状態に合わせて、病棟ごとに創意工夫しながら計画しているイベント。「もっともっと楽しく、長生きして欲しい」というスタッフのこころからの願いを込めながら、これからも色々企画してまいります。
次回のイベントも楽しみです。(M.M)
 

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