「何をしたら喜んでくれるだろうかと、常に考えています。」
笑顔でそう語る栄養士が、今回も型破りなイベント食を提供してくれました。

それは贅沢に1本半のあなごを使ったあなご丼です！ほんのり甘い衣はサクサクに揚がっていながら、その中のあなごはしっとり柔らか。そこに九州人が大好きな甘辛いタレがかかっていて、見るからに食欲がそそられます。

経費度外視のこの企画。気になる患者さんの反応は…
「今日のイベント食を楽しみにしていました。」
「あなごを久しぶりに食べました。とても美味しくて元気が出ました。」
「病院でこんな料理を食べられるところはないですよね～。3人前くらい食べられそうです（笑）」
「美味しくてお腹がいっぱいです！」
「柔らかくて美味しい」
などなど、皆さん、笑顔で答えてくださいました。

いつもより早く完食される方も多く、わざわざ栄養士のもとに駆け寄り「美味しかったです！」と伝えられる方も。また、患者さんのなかには、毎日のメニューをノートに書いて、作り方を栄養士に尋ねる方もいらっしゃいます。いかに食事が入院中の楽しみであり、喜びであるのかが伝わってくるエピソードでした。

「次のイベント食は…」と楽しそうに語る栄養士には、もう既に次の構想があるみたいです（笑）。
「いつも食事が美味しいです」と言われる患者さんの気持ちに応えるために、栄養士の日々の努力が感じられるイベント食でした。

来月のイベント食も楽しみです。（M.M）