2024.11.14

川添ニュース

出前講座(食事と睡眠について)

食事と睡眠について

出前講座を開催しました。
  • 試作の様子
  • ジャーの縁に卵を流すところがポイントです!
  • 彩りも綺麗です!

ある日の午後、いい匂いにつられ厨房へ行ってみると…栄養士が出前講座で紹介するレシピを試作していました。
彩りよく盛り付けられた美味しそうな炊き込みご飯は、枝豆のシャキシャキした食感と風味豊かな鮭が絶妙にマッチして、格別な味。秋の実りが口の中に広がります。
出前講座では料理が不得手な私でも簡単に、そして美味しくできる、このスペシャルレシピを実際に調理し、参加者に試食していただきました。
気になるレシピは最後に♡

出前講座が始まります
今回のテーマを見て、「睡眠に食事が関係するの?!」と、疑問をお持ちの方も沢山いらっしゃると思います。
ここからは、栄養士が出前講座でお伝えした、食事と睡眠の関係についてご紹介します。

【良質な睡眠を導く3つのポイント】
①朝日を浴びる
 目から光を取り入れることで、幸せホルモンのセロトニンの分泌が促され、体内リズムが覚醒モードに切り替わります。また、その14~16時間後には、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が促されます。自然と夜に睡眠モードに入りやすくなり、睡眠の質も向上します。

②朝食の食材を工夫する
 睡眠によい影響を与える栄養素として、トリプトファンとビタミンB6が知られています。どちらも睡眠に関わるホルモンであるセロトニンとメラトニンのもとになるものです。これらをとるように朝食を少し工夫することで、快適な睡眠を導く事ができます。
※「トリプトファン」を多く含む食品
 ・大豆製品:豆腐、納豆、豆乳、枝豆など
 ・乳製品:牛乳、チーズ、ヨーグルトなど
 ・
 ・肉:鶏むね肉、豚ロース肉など
 ・魚:、カツオ、まぐろなど
 ※「ビタミンB6」を多く含む食材
 ・にんにく、ごま、酒粕、抹茶
 ・魚:まぐろ、カツオ、、イワシ、アジなど
 ・肉:鶏むね肉、ささみ等 脂身の少ない肉
 ・バナナ

③大変なことはせず、日々コツコツ続けられることを目指す
 朝は毎日やってきて、食事は1日3食あります。市販のお惣菜や、缶詰、冷凍食品、配食弁当などを上手に活用して、料理を楽しめるよう無理をせず、毎日笑顔で過ごす事が一番大切です。
 
  • 調理の様子
  • 材料を炊飯ジャーに入れます
美味しそうに炊き上がりました♪
おしまいに、冒頭でご紹介した、トリプトファンとビタミンB6(緑の文字で表示しています)がたっぷり入った食材を使用した、炊き込みご飯の作り方を紹介します。
【材料:5人分】
・米 2合
・冷凍塩鮭 2枚
・卵 2個
・枝豆(むき) 80g
・しめじ 1パック
・ゴマ 大さじ1
・白だし 大さじ2.5
【作り方】
①炊飯ジャーに米、白だし、米4合分の水、鮭、しめじを入れて、米を炊く。
②炊きあがったら、鮭を取り出してほぐす。
③鮭をほぐしている間に、混ぜた卵を炊飯ジャーの縁に流し卵に熱をとおす。
④枝豆とゴマ、ほぐした鮭を炊き込みご飯に混ぜる。

参加者にも試食していただきましたが、とても好評でした!

今後も当院の専門性を活かして、地域の方の健康に貢献できるよう出前講座を行ってまいります。
出前講座メニュー、お申し込み、お問合せ先は下記をご参照ください。(M.M)
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