2026.07.09

川添ニュース

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季節の飾り(5病棟)

時間を見つけては、コツコツと飾りを作っています
療養病棟では、病状や身体状況によっては外出が難しい患者さんが多くいらっしゃいます。

「病院の中にいても、季節の移ろいを感じてほしい。」
今回は、作業療法士のそんな想いから生まれた、心温まる院内飾りをご紹介します。

療養病棟のホールは、一年を通して季節ごとの華やかな装飾で彩られています。患者さんはもちろん、ご家族など訪れてくださる人たちの目も楽しませてくれる取り組みです。

とはいえ、ここは療養病棟。病室エリアへ足を踏み入れると一転、静かな空間が広がっています。刺激少なく、落ち着いた雰囲気。それは治療や療養のさまたげにならないようにと考えられたものですが、ときに味気なさを抱くのも事実。とくに、長期にわたって療養生活を送る患者さんにとって、病室は日々の暮らしを営む大切な場所です。だからこそ、少しでも温かく、安らげる雰囲気の中で過ごしていただきたい。そう感じたことが契機となり、病室を彩る取り組みが始まりました。

各病室前には、柳川の伝統的な飾り「さげもん」をイメージした飾り付け。人が通るたび、その吊り下げ型の飾りが優しく揺れています。初夏には七夕、夏にはカブトムシ、秋には紅葉、冬にはおでん。その時期ならではの飾りが目を楽しませ、こころを和ませてくれます。

この飾りの大きな特徴は、すべてがスタッフによる手描き作品であること。インターネットなどでイラストを印刷して使用するのではなく、一つひとつ丁寧に描き上げています。そのため同じ作品は一つとしてなく、それだけに、それぞれに温もりと個性が溢れています。患者さんの笑顔のために、手間と時間を惜しまないスタッフの気持ちが伝わってくるようです。

季節が変わり、飾りが新しくなるたびに、「もうこんな季節になったね」と患者さんとスタッフの会話も自然と弾みます。小さな飾りではありますが、そこから生まれる交流や笑顔は計り知れません。

このような何気ない心遣いは、当院のさまざまな場面で見ることができます。そんなスタッフの思いやりを、これからもお伝えしてまいります。


Instagramでも「季節の飾り」をご紹介しております。是非ご覧ください。
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