2026.09.25

川添ニュース

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異なる価値観を理解することから始まる、より良い職場づくり(チャレンジ制度候補生)

当院では、病院の次世代を担う人材の発掘・育成を目的として、2024年7月より「チャレンジ制度」(前々回、前回の記事)を導入しています。
この制度は、自己研鑽やスキルアップに意欲的に取り組むスタッフが、将来の役職候補者として成長することを支援するものです。応募者は「チャレンジ候補生」として1年間にわたり、さまざまな研修や実践的な学びを経験します。その一つが、自らテーマを選択し、外部研修を受講するプログラムです。今回はその研修に参加した地域医療連携室のスタッフをご紹介します。

 スタッフが今回受講した研修テーマは『「Z世代」の受け入れ、定着、育成と問題の防止』です。
少子高齢化による人材不足が深刻化するなか、多様な人材を受け入れ、育成し、長く活躍してもらうことは、これからの組織に欠かせない課題です。当院でも、優秀な人材の確保は重要なテーマとなっています。
 ところで、研修のテーマになっている「Z世代」とはどのような世代なのでしょうか。
一般的には、1990年代後半から2010年代前半に生まれ、幼い頃からデジタル環境に親しみ、SNSやスマートフォンが生活の一部となっている世代を指します。また、社会課題や多様性への関心が高く、自分らしい働き方やワークライフバランスを大切にする傾向があるともいわれています。
価値観や働き方が多様化する現代において、異なる世代の人とどのように関わり、信頼関係を築いていくかは、多くの人が向き合うテーマです。私自身も昭和世代の一人として、「どう接すればよいのだろう」と考える場面は少なくありません。
 今回の研修を終えて、「人口減少が進むこれからの時代は、異なる価値観を持つ世代に自ら歩み寄り、理解しようとする姿勢こそが、私たちの世代、特に管理職に求められる重要な役割である。またそのことは、女性スタッフ、障がい者雇用、外国人労働者にも通じる。」という言葉が印象に残ったそうです。
 そして研修後、新人教育を担当する立場から、これまで以上に新人スタッフとの対話の時間を設けるようにしたとのことです。一人ひとりの思いや悩みに耳を傾けることで、安心して意見を言える職場や、失敗しても周囲が支え合える環境づくりを目指しています。また、誰もが効率よく快適に働けるよう、業務の平準化や情報共有の迅速化といった仕組みづくりにも取り組んでいくそうです。その表情からは、研修で得た学びを職場に還元しようとする前向きな姿勢が伝わってきました。

このような取り組みは、スタッフ同士の信頼関係を育むだけでなく、患者さん一人ひとりに寄り添う医療にもつながっていくように思います。
チャレンジ制度を通じて学びを深め、それを現場で実践しようとするスタッフたちは、当院の未来を支える大きな力になります。これからも、当院を支えているスタッフや取り組みをお届けしていきたいと思います。次回もお楽しみに。

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