2024.01.26

糸島ライフ

可也山

可也山
♪あーたまーをくーもーのうーえーにだーし~♪

当院より約10キロ、車で17分ほどのところにある可也山。その整った山容から、糸島富士、筑紫富士、小富士と呼び名が多く、子どもから大人まで、地域の方に親しまれています。今回は、その可也山に登ってきました。

標高365.1m。登山ルートは東側から登る師吉ルートと南側から登る小富士ルートがありますが、今回は師吉ルートを選択。登山ルートは整備されており、方向音痴で有名な私でも迷うことはありません。先々月、柑子岳(標高254m)で鍛えた健脚?を武器に「いざ出発!」。山頂まで約一時間の道のりです。

しかし、その美しい山容に反して、序盤から階段、階段、また階段。しかも、一段一段が高いため、けっこうな急勾配…途中、何度も音をあげそうになります。それでも、中腹にある「石切場跡」になんとか到着。登山者が一休みできるようベンチがあり、ここでしばし休憩です。
 
  • 登山口
  • 延々と続く階段
  • 石切場跡
なお、この「石切場跡」から切り出された石が、福岡藩初代藩主黒田長政公によって栃木県の日光東照宮へ寄進され、日本最大の石鳥居として使用されているのだとか。私も実際に現地で、その石鳥居を目の当たりにした時は、歴史に思いを馳せ、感慨深いものがありました。
  • 第一展望所
  • 可也神社
  • 可也山山頂
  • 展望台まで、あと少し!
  • 可也山展望台
  • 展望台からの眺め
古川 靖さん(96才)
既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、写真の男性は糸島市在住の古川さん。御年なんと96才!毎早朝、可也山に登るのが日課の健脚家で、ローカル番組でも取り上げられた、地元では有名な方です。教育に役立ててもらいたいと、糸島市に多額の寄付をされた人格者でもあります。一方で、とても気さくな人柄で、山で会うと、お菓子(笑)と元気をくださいます。そんな古川さんは、私をはじめ、多くの登山者の目標です。

豊かな緑、素晴らしい眺望、すれ違う登山者と交わす気持のいい挨拶に、素敵な人生の先輩。みなさんも、身近で、たくさんの魅力が詰まった可也山へ出かけてみてはいかがでしょう。日ごろの運動不足解消にもなりますよ(#^.^#)

さて、二度も老体に鞭を打って低登山に挑戦しましたので、三度目の正直!次は是非、糸島の美味しい物をご紹介したいと思います(希望)。

                                                         (M.M)
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